チーム wan 勉強会

松島湾沿岸部の文化や歴史について学ぶ勉強会を不定期で開催しています。
地元の歴史を研究している方や、生産者、文化人等多彩なゲストを招き、和気あいあいと開催しています。

チームwan(わん)とは?
松島湾域に暮らす人々、湾に興味のある仙台圏の人々を広く対象としています。
オープンなネットワークのイメージで、「wan」には「湾」のほか
「ワイドエリアネットワーク」の意も含んでいます。

2020年

  • 2020年11月17日
  • タイトル
    「石器時代にも稲あり〜弥生稲作を証明した多賀城市大代桝形囲貝塚出土土器〜」
  • チーム 湾 勉強会
  • 講師:鈴木孝行さん(多賀城市市長公室参事市長公室長補佐・市民文化創造担当)
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    かつて日本の考古学の世界では、「弥生時代に東北地方で稲作は行われていなかった」といわれていました。その定説を覆すきっかけとなったのは、多賀城市で発見された土器の破片でした。
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  • 2020年11月19日
  • タイトル
    「古代都市多賀城から出土の製塩土器〜内陸から出土する製塩土器とは〜」
  • チーム 湾 勉強会
  • 講師:鈴木孝行さん(多賀城市市長公室参事市長公室長補佐・市民文化創造担当)
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    奈良時代から平安時代にかけて多賀城に形成された古代都市※では、製塩がさかんだった海辺から塩を入れて届いたと思われる製塩土器が出土しています。それらの土器からは、当時の塩の流通、製塩土器の用途、多賀城周辺の生活の一端を垣間見ることができました。
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2018年

  • 7月13日
  • タイトル
    文学に描かれた松島湾の塩づくり
  • チーム 湾 勉強会
  • 講師:渡辺誠一郎さん(俳人)
    会場:ビルドスペース
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    かつて、多くの文人墨客が塩釜、松島、多賀城を訪れ、和歌や俳句などの形で言葉を残してきました。いま、それらの言葉を読み解くと、言葉が紡がれた当時の情景が浮かび上がってきます。
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2017年

  • 7月18日
  • タイトル
    古代における松島湾の塩づくりと多賀城のくらし
  • チーム 湾 勉強会
  • 講師:村松稔さん(多賀城市埋蔵文化財調査センター 発掘調査員)
    会場:アイランズコート
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    松島湾周辺で縄文時代から行われていた製塩は、奈良時代から平安時代にかけて、急激に盛んになっていきました。その背景には、多賀城を拠点として蝦夷(えみし)と戦う律令政府のまちづくりが深く関わっていました。
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2015年

  • 8月31日
  • タイトル
    西と東のつながりを知る -「西の太宰府・東の多賀城」と言われる理由-
  • チーム 湾 勉強会
  • 講師:高倉敏明さん(多賀城市観光協会事務局長)
    会場:陸奥総社宮
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    遠く九州にある太宰府と、東北にある多賀城。この2つの史跡は、実はとても深い関係にあります。古い遺跡を調べて分かった古代の日本の様子と、松島湾を望む当時の多賀城の姿について、お話をお聞きしました。
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  • 7月14日
  • タイトル
    中世の人々の想いを知る -松島雄島のはなし-
  • チーム 湾 勉強会
  • 講師:新野一浩さん(瑞巌寺学芸員)
    会場:松華堂菓子店2Fカフェスペース
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    松島を「景勝地」として多くの観光客が訪れるようになったのは明治時代以降のこと。 それ以前の松島は、千年以上前から「霊場」として極楽浄土を願う人びとが参詣する場所でした。今回は、現代ではあまり知られていない中世の松島の姿を学びました。
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  • 5月26日
  • タイトル
    古代の湾のつながりを知る –国府・多賀城と外港・塩釜–
  • チーム 湾 勉強会
  • 講師:木村浩二さん(仙台市教育委員会文化財課専門員)
    会場:多賀城市市民活動サポートセンター3F大会議室
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    多賀城市には海がありません(実際にはほんの少しあります)。でも「多賀城」の成り立ちには松島湾が深く関係しています。宮城県の地形や歴史に詳しい木村浩二さんから、松島湾と塩釜、多賀城の関係をお聞きしました。
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2013年

  • 12月3日
  • タイトル
    松島湾沿岸の貝塚群と塩づくり
  • チーム 湾 勉強会
  • 講師:菅原弘樹さん
    会場:ビルドスペース
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    松島湾には湾内に流れ込む大きな河川が無く、縄文時代以前から地形がほぼ変わらずに残っています。そのため沿岸には貝塚が多く確認され、中でも東松島市宮戸島にある里浜貝塚は縄文人の生活を紐解く上で貴重な史跡とされています。奥松島縄文村の菅原弘樹さんのお話で、縄文時代の松島湾に思いを馳せました。
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  • 8月29日
  • タイトル
    海からみた日本列島
  • チーム 湾 勉強会
  • 講師:山田創平さん
    会場:ビルドスペース
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    今でこそ、日本中に道路と鉄道網が張りめぐらされ、海外との行き来は飛行機が主流になっていますが、原初の世界では海運が主要な交通手段であり、島国である日本は海の文化が色濃い地域だったことが考えられます。水域に暮らす人々を研究している山田創平さんから、「海側から日本列島を見る」ことを軸に、日本の海洋文化について学びました。
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  • 8月8日
  • タイトル
    白菜のふるさと浦戸諸島
  • チーム 湾 勉強会
  • 講師:高橋信壮さん
    会場:ビルドスペース
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    現在では日本人に身近な食材の白菜ですが、浦戸諸島で種が採種されたことが日本での白菜の普及に大きく貢献したことはあまり知られていません。浦戸諸島の白菜づくりの歴史や、講師の高橋さんの現在の取り組み・白菜を用いた食交流などについてお話をうかがいました。
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【実施記録】
2017年7月18日

古代における松島湾の塩づくりと多賀城のくらし

講師:村松稔さん(多賀城市埋蔵文化財調査センター 発掘調査員)/ 会場:アイランズコート

2015年8月31日

西と東のつながりを知る -「西の太宰府・東の多賀城」と言われる理由-

講師:高倉敏明さん(多賀城市観光協会事務局長) / 会場:陸奥総社宮

2015年7月14日

中世の人々の想いを知る -松島雄島のはなし-

講師:新野一浩さん(瑞巌寺宝物館課長/学芸員) / 会場:松華堂菓子店2Fカフェスペース

2015年5月26日

古代の湾のつながりを知る –国府・多賀城と外港・塩釜–

講師:木村浩二さん(仙台市教育委員会文化財課専門員) / 会場:多賀城市市民活動サポートセンター3F大会議室

2014年8月4日

ともに歩む多賀城と塩竈

講師:高倉敏明さん / 会場:ビルドスペース

2014年5月19日

今失われかけている大切なもの

講師:阿部豊子さん / 会場:ビルドスペース

2014年2月6日

浦戸・白菜の採種文化

講師:高橋信壮さん / 会場:ビルドスペース

2013年12月3日

松島湾沿岸の貝塚群と塩づくり

講師:菅原弘樹さん / 会場:ビルドスペース

2013年11月12日

ハゼのじゅずっこ釣り&松島湾のアマモ再生

講師:伊藤栄明さん / 会場:ビルドスペース

2013年8月29日

海からみた日本列島

講師:山田創平さん / 会場:ビルドスペース

2013年8月22日

俺らの財産・海苔を知る会

講師:星博さん / 会場:ビルドスペース

2013年8月8日

白菜のふるさと浦戸諸島

講師:高橋信壮さん / 会場:ビルドスペース

2013年7月25日

初めて世界一周した日本人・津太夫と左平

講師:綿晋さん / 会場:ビルドスペース

2013年7月11日

藻塩焼神事の秘密

講師:津川登昭さん / 会場:ビルドスペース

2013年6月27日

三陸汽船ファンの集い

講師:大和田庄治さん / 会場:ビルドスペース

2015年度
主催:つながる湾プロジェクト運営委員会、東京都、アーツカウンシル東京(公益財団法人東京都歴史文化財団)
共催:塩竈市、多賀城市
協力:多賀城市市民活動サポートセンター、松華堂菓子店、陸奥総社宮、ビルドフルーガス、一般社団法人チガノウラカゼコミュニティ
2014年度
主催:ビルドフルーガス+一般社団法人チガノウラカゼコミュニティ、えずこ芸術のまち創造実行委員会、 東京都、東京文化発信プロジェクト室(公益財団法人東京都歴史文化財団)
共催:塩竈市
運営:つながる湾プロジェクト運営委員会
2013年度
主催:ビルドフルーガス+一般社団法人チガノウラカゼコミュニティ、一般社団法人torindo、えずこ芸術のまち創造実行委員会、東京都、東京文化発信プロジェクト室(公益財団法人東京都歴史文化財団)

※本事業はArt Support Tohoku-Tokyo(東京都による芸術文化を活用した被災地支援事業)です。