2013年5月26日、TANeFUNeに導かれて、塩竈・浦戸諸島にやってきた写真家・喜多直人。
その後滞在した約4ヶ月間、浦戸諸島の「今」を感じ見聞をしながら撮影し記録した写真を、
2014年の「今」の日常風景の中で展示しました。
島の人達と写真を前に話をすると、記憶が交差してどんどんとその写真に物語が加わっていくのを実感します。
細かい変化があるのはあたりまえだけれど、大掛かりなセメントやコンクリートは風景の変化としては
インパクトが大きいし島の風景が変わる。
でも、風景から生まれた誇りは消えるわけではなく日常に潜んでいるだろうし、
場面場面で形を変えて現れながら、人と土地を形成している気がします。
喜多直人
日時:2014年7月18日(金)- 9月28日(日)9:00-16:00
場所:うらとラウンジ菜の花(野々島ブルーセンター内)
- アーティストプロフィール
- 喜多直人(きた・なおと)
- 石川県金沢市で生まれ育つ。『自然と人間の同居』をテーマに、誰かにとっては日常、誰かにとっては非日常を記録する。TANeFUNe船長として2013年6月より塩釜市に滞在、浦戸諸島でTANeFUNeカフェや宝ものづくりのワークショップを行った。
- 主催:つながる湾プロジェクト運営委員会
- 後援:塩竈市産業環境部浦戸振興課
- 協力:浦戸諸島開発総合センター(ブルーセンター)
- 助成: