松島湾は、宮城県内で雑煮のダシに使われることの多い「焼きハゼ(ハゼの焼き干し)」の産地の一つです。
つながる湾プロジェクトでは2016年から、松島湾のハゼ漁、焼き干し作り、ハゼだしの雑煮について学び、体験するプログラム「松島湾とハゼ」を続けています。
同プログラムでは今年も、ハゼ釣り名人・佐藤啓一さんの指導のもと、「ハゼの焼き干しづくり」を体験しました。
今年はハゼの数が少なかったこともあり一般参加の募集はできず、関係者と取材陣のみでの実施となりました。
啓一さんとスタッフが事前に釣って当日まで活かしてあったハゼ。
啓一さんによると「今年は極めてハゼが少ない」とのことで、焼き干しに使うハゼの数もギリギリでしたが、20cm以上の良型が多いです。
ハゼの内臓を取り除き、串を打ちます。
炭火でハゼを焼く啓一さん。生きたハゼを用いて焼くと、ヒレがピンとなります。
焼きあがったハゼをワラで縛る作業を実演してくれたのは、啓一さんのパートナー・佐藤永子さんです。
ハゼを干す啓一さん。1週間ほど干すと、「焼きハゼ」が完成します。
啓一さんを囲んで記念写真。