「つながる湾プロジェクト」では、松島湾周辺地域の文化的な連携を目指して2月9日に開催予定の「文化交流市場」に先立ち、松島湾域の地域資源を探る調査活動を1月21日に実施しました。
この日の調査には、地域おこし活動に携わる人や自治体関係者、地元アーティストなど地域の文化に強い関心を持つ18人が参加し、野々島、寒風沢島(以上塩竈市)、宮戸島(東松島市)を歩きました。
調査の様子は写真とキャプションでご覧ください。
今回の調査では、浦戸諸島と宮戸島をつなぐことで生まれる新たな体験活動の可能性を強く感じることができました。また、松島湾周辺の各地域で活動する人どうしの連携の重要性を再確認する機会にもなりました。
調査の成果は、「文化交流市場」内のトークイベント「土地を歩く」の中で重要な素材の一つとなると思われます。2月9日はぜひ会場でトークをお楽しみください。
野々島(塩竈市)の散策路(避難路)を歩く参加者。
浦戸の植物(タブ)について他のメンバーに話す参加者。この日は参加者どうしがそれぞれの土地の文化について知っていることを伝え合いました。
野々島から寒風沢島(塩竈市)に向かう渡し舟の桟橋付近。このネコのテリトリーのようです。
野々島から寒風沢島へ、市営の渡し舟で移動。
寒風沢島のみどころについて、同島にゆかりのある参加者が解説しました。
寒風沢島の日和山の頂上。「十二支方位石」が示す方角を携帯電話で確認する参加者。
寒風沢島の東岸に到着。「鰐ケ淵水道」を隔てて向こう岸が宮戸島(東松島市)です。両島は近いところで数10メートルしか離れていませんが、現在、地元漁師などが自家用船を利用する以外に渡る手段がありません。
今回は地元の方の協力を得て、寒風沢島(奥)から宮戸島へ「鰐ケ淵水道」を横断。このポイントを何らかの方法でつなぐことができれば、松島湾域の文化交流の幅が大きく広がります。
寒風沢島(奥)から宮戸島に渡った直後。
宮戸島の蛤浜。はしゃぎかけたところで出発の号令がかかり、波打ち際に背を向けます。
宮戸島の散策路の途中。断崖を見下ろす参加者。
宮戸島の散策路の途中。魅力的な風景は海だけではありません。
宮戸島の波津々浦(はんざうら)で、夕方の海を映像に収める参加者。
宮戸島の大高森の登山道。残念ながら時間切れのため頂上までは行きませんでした。
宮戸島の見どころを案内してくれた参加者。