「塩竈の塩づくり」体験を実施しました。

投稿日:2018.08.06 【湾をめぐるパスポート】

「つながる湾プロジェクト」では7月22日、塩竈市の千賀ノ浦緑地で、「塩竈の塩づくり」体験を実施しました。

このプログラムは、四季折々の松島湾の文化や風景を楽しむ「湾をめぐるパスポート関連アクティビティの第1弾となるものです。

当日は、①海水を大鍋で煮詰めて塩を作ってみる体験、 ②鹹水(海水を煮て塩分濃度を高めた水)を天日にさらして塩の結晶を取り出してみる体験、の2つを実施。その様子を写真で紹介します。

 

海水を煮る大鍋は二つ用意。四角い鍋には海水だけを入れて火にかけます。

 

 

丸い鍋では、ホンダワラを煮出した海水を煮詰めます。古くは、ホンダワラに海水をかけ続けて水分を蒸発させることで濃縮していくという手法がとられていたそう。

 

 

加熱開始から1時間半くらい。だいぶ水が減ってきました

 

 

鍋の中にどんどん塩ができてくるので網ですくいます。

 

 

塩がとれました。

 

 

丸い鍋からはホンダワラの成分が溶け込んだ茶色っぽい塩がとれました。

 

 

あらかじめ海水を煮詰めて作っておいた「鹹水」を黒いバットに注ぎます。

 

 

日なたにしばらく置くと結晶が出てきました。

 

 

日陰でこの気温。予定よりすこし早めに撤収しました。

 

 

参加した人の「湾をめぐるパスポート」に「塩づくり」スタンプをペッタン。今後のプログラムにも参加してスタンプを集めてください。

 

 

 

「つながる湾プロジェクトでは引き続き、「湾をめぐるパスポート」関連のプログラムを順次開催していきます。告知をチェックして、ぜひご参加ください。